残暑の体調不良を何とかする!

- update更新日 : 2025年08月29日
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これから迎える残暑の季節は、夏の疲れが蓄積しながら、気温や湿度が不安定に変化するため、体調を崩しやすい時期です。
特に「自律神経の乱れ」と「首・肩こりの悪化」は、多くの人が悩む代表的な不調感です。

それらを乗り越えていくためには…

自律神経の乱れによる不調

 

原因

残暑の時期は、日中の暑さと朝晩の涼しさの差が激しくなり、体温調節を担う自律神経に大きな負担がかかります。
今年の暑さは例年になく厳しいもので、身体への負担は昨年とは比較にならないほどです。
温度差が激しくなることで、自律神経の交感神経が過剰に働いてしまいます。
交感神経が過剰に働くことで、

  • 慢性的な疲労感がある
  • 起床時から疲労感がある
  • 気分がさえず、集中力が続かない
  • 胃腸の不調により食欲が食欲がない

のような症状が出てきます。

さらに、長時間のデスクワークにより横隔膜や肋骨周辺の動きが制限されて呼吸が浅くなり、酸素の供給が不十分になります。
これにより、全身の細胞がエネルギー不足に陥り、いっそう慢性的な疲労感が増していくのです。

対策

自律神経の乱れは姿勢の悪さも原因のひとつです。
定期的な休憩を入れて心身のリセットを図ることで、姿勢も改善されます。

姿勢が改善されることで上半身の筋肉の緊張がゆるみ、楽な呼吸ができるようになります。
楽な呼吸が副交感神経を優位にし、自律神経の乱れを改善していきます。

首・肩こりの悪化

原因

残暑の冷房環境は、首・肩周辺の筋肉を冷やし、血流を悪化させます。
筋肉は冷えると硬直しやすく、特に僧帽筋や肩甲挙筋などが緊張し、こりや痛みを引き起こします。

これに加えて、外気温との温度差があります。
冷え過ぎの室内から、暑過ぎる室外へ出ると、身体が温度変化に対応できず交感神経が優位になります。
その結果、筋肉の硬直を引き起こし、首や肩のこり感が増してしまいます。

また、長時間のデスクワークによる前傾姿勢により、首が前に出て肩が内巻きになる猫背・巻き肩状態が作られます。
効きすぎた冷房環境下での長時間のこの姿勢は、筋肉への負担をさらに増加させていきます。

対策

1時間に1度ほど、仕事を中断しての心身のリセット時間を設けます。
この時、意識的に肩甲骨を回わして肩甲骨周辺の筋肉を緩め、肩甲骨の動きを滑らかにすることで、首・肩の負担が軽減します。

また、姿勢により首や肩の負担が増加しないよう、正しい座り方やスマホ使用時の意識も重要です。
骨盤を立てて座ることで、自然と背骨のS字カーブが保たれ、首・肩への負担が減ります。
また、机や椅子の高さの調整による姿勢の改善により、長期的な首や肩の筋肉への負担を減らしていくことができます。

残暑こそ「整える」タイミング

残暑の不調は、単なる「疲れ」ではなく、身体のバランスが崩れているサインです。

「なんとなく不調」を放置せず、「今こそ整える」という意識を持つことで、体調を整え、元気な状態で秋に向かっていきましょう。
身体が整えば、心も整います。

整った心身で、日々の仕事や人との関わりにもプラスの要素を発揮していきましょう。