痛みは一つではない!

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当院は腰痛専門ですが、腰痛以外の痛みで来院される方もおられます。
腰が痛い、肩が痛い、痛みと一口に言っても、その正体はさまざまです。

痛みの種類って?


医学的な分類に基づくと、大きく以下の5つのカテゴリーに分けることができます。
あなたの痛みは、どのカテゴリーでしょうか。
その内容により、対応の方法も異なってきます。

1.組織の損傷による痛み(侵害受容性疼痛)


体の一部が傷ついたり、炎症が起きたりしたときに、末梢神経のセンサー(受容器)がそれを感知して脳に伝える、最も一般的な痛みです。

  • 原因: 怪我(切り傷・骨折)、火傷、手術後の傷、関節の炎症など。
  • 主な対処法:消炎鎮痛剤、アイシング

 

2.神経の異常による痛み(神経障害性疼痛)


神経そのものが圧迫されたり、傷ついたりして「火災報知器が故障して鳴りっぱなし」のような状態になっている痛みです。

  • 原因: 坐骨神経痛、椎間板ヘルニアによる神経圧迫、帯状疱疹の後の神経痛、糖尿病の合併症。
  • 主な対処法:ブロック注射

 

3.内臓の不調による痛み(内臓痛)


胸やお腹の中にある臓器が、炎症を起こしたり、無理に引き伸ばされたりすることで起こる痛みです。

  • 原因: 胃炎、腸閉塞、尿管結石、生理痛など。
  • 主な対処法:内臓疾患の治療

 

4.心理的な要因による痛み(心因性疼痛)


脳には「痛みを抑えるシステム」がありますが、強いストレスや不安が続くとこのシステムがうまく働かなくなり、痛みを感じやすくなります。

  • 原因: 過度なストレス、抑うつ、不安、人間関係の悩みなど。
  • 主な対処法:抗うつ剤、抗不安薬

 

5.脳の誤作動による痛み(中枢性感作)


最近の研究で注目されているもので、痛みが長引くことで脳の神経回路が書き換わり、本来なら痛みを感じない程度の刺激でも「激痛」として処理してしまう状態です。

  • 原因: 長期間放置された慢性痛、線維筋痛症など。
  • 主な対処法:認知行動療法

これら5つは単独で起こることもあれば、複合して起こることも多くあります。

当院での痛みへの対応


当院では、主に、

1.組織の損傷による痛み(侵害受容性疼痛)
2.神経の異常による痛み(神経障害性疼痛)

の痛みに対応した施術を行っています。
長い間の痛みでお悩みの方、一度ご相談ください!