何とかしたい、花粉症!
眼、鼻、皮膚のツラサが増す花粉症。
対応策はあるのでしょうか!?
花粉症って何?
花粉症とは、植物の花粉が原因で生じる、季節性のアレルギー性疾患の総称です。
主な症状としては、
- 鼻の症状であるアレルギー性鼻炎
- 眼の症状であるアレルギー性結膜炎
- 皮膚の症状である花粉皮膚炎
等があります。
現在では、日本国民の42%が花粉症で苦しんでいると推測されています。
原因となる植物にはどんなものがあるの?
花粉症が発症させる時期とその代表的な原因植物は、
- 1月から6月 ハンノキ
- 2月から4月 スギ
- 3月から4月 ヒノキ
- 5月から6月 イネ
- 8月から9月 ブタクサ
- 9月から10月 ヨモギ
等があります。
花粉症の原因は何?
花粉症は、我々の身体の中で起こっているアレルギー反応のひとつです。
花粉症が発症する流れは、
- 花粉が鼻や眼から身体に入る
- リンパ球が花粉を異物と認識する
- リンパ球がIgE抗体を作る
- IgE抗体が肥満細胞にくっつく
- 再度、花粉が身体に入ってくる
- ヒスタミンが分泌される
- ヒスタミンが神経や血管を刺激する
この結果、様々な花粉症特有のツライ症状を発症してしまいます。
花粉症の主な症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみ、頭痛、皮膚炎などがあります。
また、鼻からの呼吸が困難な状況により、口呼吸が増え、風邪にかかりやすくもなったりもします。
1985年までは、今でいう花粉症という症状は発症していませんでした。
スギ花粉は、通常では30ミクロン程度の大きさであり、このままでは、体内の呼吸器深部へは入り込めない大きさです。
1985年以降の時代の流れにより、排気ガス、一酸化炭素、PM2.5 などの大気汚染物質が空気中に多く含まれるようになりました。
これらの物質が花粉と結合することで、呼吸器深部まで届くようなアレルゲン物質が作られるという説があります。
花粉症対策はあるの?
花粉症を予防するためには、なんといっても花粉自体に接触しないことです。
外出時のマスク、眼鏡、帽子の着用、外出後のうがい、手洗い、洗顔により、花粉を身体の中に取り込まないことが重要です。
また、衣類も、毛織物は花粉が付着しやすいので、化学繊維素材の衣類により、花粉を室内へ持ち込まないようにすることも効果があります。
花粉症は治せないの?
身体の外から侵入してくる花粉のような小さな異物は、我々の持つ免疫機能で排除されるのが普通です。
免疫機能は、血液中の白血球の中に存在しています。
白血球は、顆粒球、リンパ球、単球から構成されます。
花粉のような小さな物質は、このうちのリンパ球により認識されます。
白血球による免疫機能は、自律神経の状態により、その働きに変化があります。
リンパ球は、自律神経の副交感神経が優位な状況で活発になるという性質があります。
しかしながら、近年の日常生活においては、自律神経の交感神経が優位の状況が多く存在してしまっています。
交感神経が優位な状況下では、細菌などに有効な顆粒球が活発となり、リンパ球の活動が抑制されます。
リンパ球の本来の動きが充分になされていないため、花粉症の症状もひどくなっているのです。
自律神経の乱れが、花粉症の症状をひどくしているのです。
睡眠の質に問題はありませんか?
寝つきはいいですか?
睡眠途中で起きたりしていませんか?
起床時に疲労感は残ってはいませんか?
花粉を取り込まないようにすることは、もちろん重要なことです。
しかしながら、何をしても改善されない花粉症は、自律神経が問題になっている場合もあります。
日野市にあるYT整体院では、自律神経の対応も可能です。
あなたのその花粉症、自律神経の乱れが原因ではありませんか?
一度、ご相談ください!