内臓疾患による腰痛について
腰痛の原因はさまざまです。
筋肉や骨が原因ではない、内臓を原因とする腰痛の場合、その対応を急ぐ場合があります。
内臓を原因とする腰痛の「見分け方」にはどのようなものがあるのでしょうか。
内臓疾患で腰痛!
内臓疾患を原因とする腰痛の大きな症状として、
- 安静にしていても痛みがあり、どんな姿勢をとっても痛みが変わらない
- 痛みの症状が徐々に悪化していく傾向がある
- 空腹時に痛み、食事中に楽になるような、食事のタイミングに関連して痛みの出方が変わる
- 排尿・排便時に痛みが出たり、血尿・血便もある
- 寝ている間も痛みが続いている
- 一週間以上経過しても、痛みが引かない
- 発熱がある
- 嘔吐する
- 腹痛がある
等があります。
これらの特徴においては、
- 特定の動作において、腰の痛みが変化するかどうか
- どのようなときに、痛みの症状が出ているのか
- 身体の機能低下の症状はないか
- 腹部を直接押して、痛みに変化があるか
が、判別の基準になります。
臓器別での特徴は?
臓器別では、
- 腎臓の機能低下時には、顔や手足のむくみ
- 肝臓の疲労時には、身体全体のだるさ
- 尿管結石の場合には、通常と異なる激痛
- 腎盂・腎炎では、高熱、腹痛、背中の痛み
の症状が出る場合があります。
症状別では、
- アルコールの飲みすぎの翌日の腰痛では、肝臓
- 空腹時、食後の腹痛・腰痛では、胃、十二指腸
- 下痢が強い場合には、大腸
- 夜間痛や体重減少では、がんなどの悪性腫瘍
- 生理周期での腰痛は、子宮、卵巣
の疾患が疑われます。
腹部には、胃、肝臓、大腸のような臓器がある腹腔が腹膜と呼ばれる膜で覆われています。
この腹膜の後ろに、直腸、上・下行結腸、十二指腸、すい臓、腎臓、尿管、副腎などがあります。
子宮は半分が腹膜の後ろに位置しています。
これらの後腹膜臓器は、背中に近いので、臓器自体に異常があり痛みが発生すると、それが腰痛として認識される場合があるのです。
何をやっても改善しないツライ腰痛がある場合には、内臓原因も疑い、早急に医療機関で検査されることをお勧めします。
腰痛を伴う内臓疾患名としては、
- 慢性胃炎、
- 胃潰瘍、
- 十二指腸潰瘍、
- 胆嚢炎、
- 胆石症、
- 胆道結石、
- 腎盂・腎炎、
- 尿路結石、
- 子宮筋腫、
- 卵巣脳腫、
- 卵巣炎、
- 腹部大動脈瘤、
- 帯状疱疹による神経痛
などです。
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