めまいを何とかしたい!

- update更新日 : 2023年12月30日
folder自律神経めまい

突然起こる、立っていられないほどのめまい。
一言にめまいといっても、すべてが同じではありません。

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我々の身体は、下記の情報を感知して、それらを統合し、今ある空間における身体の位置情報を認識しています。

  • 平衡感覚
  • 体感
  • 視覚

平衡感覚は、内耳にある器官が身体の動きを感知することで、身体の位置情報として脳が認識します。
体感は、足の筋肉や関節の緊張度合いによる感覚情報を感知して、それが脳へ伝えらます。
視覚は、周囲の動いているものや景色を眼からの情報として感知し、視覚情報として脳へ伝えられます。

これらの統合された身体の情報が乱れたときに、めまいの症状が発生します。

めまいには、大きく分けて、末梢性の平衡感覚経路の障害による回転性のめまいと、それ以外の非回転性のめまいがあります。

回転性のめまい

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平衡感覚は、まず、内耳にある三半規管や前庭といった平衡感覚感知器官からの信号が、内耳の神経を経由して脳へ伝えられます。
その後、姿勢調整のための脳幹や運動をコントロールする小脳へ情報が送られて、平衡感覚がもたらされます。
この経路のどこかで問題が発生すると、回転性のめまいが発症します。

めまい感は強く、ぐるぐる回り、耳鳴りや難聴を伴うこともあります。
頭の位置でめまいの程度が変化したり、眼をつぶると、身体のバランスがとりにくいという特徴もあります。

回転性のめまいを伴う病名としては、

  • 良性発作性頭位めまい症
  • メニエール病
  • 前庭神経炎
  • 内耳炎
  • 前庭性偏頭痛

等があります。

診療科は、まずは耳鼻咽喉科です。

非回転性のめまい

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非回転性のめまいは、主に、薬の副作用や加齢、神経以外の病気によって発生します。
薬の副作用により、内耳神経系に影響を及ぼしたり、脳、心臓や肺の病気、重度の貧血などによっても引き起こされます。

めまい感は弱く、ふわふわ浮いた感じがあり、舌のもつれや物が二重に見えたり、意識障害、ひどい頭痛を伴いこともあります。
頭の位置では、状況は変化せず、眼をあいていても、身体のバランスがとりずらいという特徴があります。
立ちくらみなどもこの中に含まれます。

非回転性のめまいを伴う病名としては、

  • 内耳神経腫瘍
  • 脳幹腫瘍
  • 脳卒中
  • 一過性脳虚血発作
  • 多発性硬化症
  • 低血糖
  • 貧血

等があります。

診療科は、神経内科、脳神経外科です。

めまいがひどいときには

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めまいが起きたときには、まず安静にして様子を見ます。
その後、状態が良くならないようでしたら、かかりつけ医に相談して、診療科を判断してもらうことが重要です。

原因がわからないときには


病院の診断を受けても、原因がはっきりせず、症状が改善されない場合が多くあります。

眼精疲労はありませんか?

足裏の感覚が異常になると、それを眼が補正しようとして、眼精疲労が発生します。
それでも改善されない場合に、めまいの症状が出てしまいます。
足裏の感覚が正常な状態でないと、平衡感覚が乱れてしまうのです。

息苦しさはありませんか?

その息苦しさも、足底の感覚異常により引き起こされています。

足の裏の重要性をあまり意識していない、できていない方が多くおられます。
足は、身体を支えている土台の大元です。

めまい意外にも、ツラい身体の症状はありませんか?
自律神経が乱れている場合には、めまいを含む、様々な異常な症状が発生してしまいます。

よく眠れていますか?
原因不明の頭痛はありませんか?

病院で原因のわからないめまいの場合、自律神経が原因である場合があります。
日々のストレスにより自律神経が乱れ、それがめまいとして現れているのです。

日野市にあるYT整体院では、めまいを自律神経と足裏から改善していきます。

どこに行っても改善されなかっためまいの症状をお持ちのあなた!
一度、当院へご相談ください。
お待ちしております!