冬の不調は「防衛本能」が原因?
冬の不調は「防衛本能」が原因?

新しい年を迎え、寒さが一段と厳しくなるこの時期、
「朝、布団から出るのが辛いほど腰が重い」
「肩こりが悪化して頭痛がする」
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」……このような自覚症状はありませんか。
それは単なる季節のせいではなく、体の中の「冬特有の防衛反応」が限界を迎えているサインかもしれません。
不調は、なぜ冬に集中してしまうのでしょうか。
1.冬の不調を招く「3つの生理学的要因」

冬の寒さは、私たちが想像している以上に身体的ストレスを与えています。
人体には恒常性(ホメオスタシス)という、外部環境が変わっても体内の状態を一定に保とうとする機能がありますが、冬はこの機能がフル回転し、疲弊しやすくなります。
①血管の収縮と筋肉の持続的緊張

人体は気温が下がると、内臓などの重要な臓器を冷やさないために、皮膚表面の血管を収縮させて熱を逃がさないようにします。
血管が収縮すると血流が滞り、筋肉には十分な酸素や栄養が行き渡らなくなります。
すると筋肉はエネルギー不足に陥り、硬くなりその柔軟性を失います。
冬は気温の低下によりこの緊張が24時間体制で続くため、慢性的な腰痛や肩こりが悪化しやすくなるのです。
②「冬の姿勢」が招く構造的歪み

寒さを感じるとき、私たちは無意識に肩をすくめ、背中を丸め、首を前に出す姿勢をとってしまいます。
これは体表面積を小さくして熱を逃がさないための防御姿勢ですが、この姿勢は非常にリスクの高い状態なのです。
丸まった背中は、大胸筋(胸の筋肉)が収縮することで引き起こされ、この時の背中の僧帽筋や脊柱起立筋は常に引っ張られた状態になり、過度な負荷がかかります。
この負荷のかかった姿勢が「猫背」や「巻き肩」と呼ばれる姿勢です。
この状態が日常化することで、前傾姿勢による骨盤の歪みやストレートネックをも定着させ、首、肩、腰の慢性的な痛みを引き起こしているのです。
③寒暖差による自律神経のオーバーヒート

自律神経を乱す原因のひとつが、室内外の激しい寒暖差です。
暖かい室内から凍えるような屋外へ出るとき、自律神経は体温を調節するために過剰に働きます。
一般的に「7度以上の寒暖差」は自律神経を乱す大きな要因と言われています。
自律神経は血管の収縮・拡張だけでなく、内臓の働きや睡眠の質もコントロールしています。
この激しい温度差に対応していくことで交感神経が優位になりすぎ、不眠、胃腸の不調、全身の倦怠感といった症状が「冬の不調」として現れてくるのです。
2.整体がもたらす「循環機能(ポンプ機能)」の回復
当院では、これら冬特有の不調を持った体に対して、以下のアプローチをしていきます。
筋膜リリースによる緊張の解除

寒さで硬くなった筋肉は、それを包む「筋膜」までも硬化させています。
当院の施術により、硬くなった筋肉や筋膜の緊張を的確に解除(リリース)することで、筋肉は本来の弾力性を取り戻します。
骨格矯正による「通り道」の確保

筋肉だけがゆるんでも、土台である骨格が歪んでいては、血管や神経の通り道が圧迫されたままです。
筋膜を緩めたあと、骨盤や背骨の歪みを整えることで、全身の循環のルートを固定させます。
骨格が整うことで、血流改善効果が長期的に持続しやすくなります。
ポンプ機能の再起動

筋肉には、心臓へ血液を戻す「第二の心臓(ポンプ機能)」としての役割があります。
整体によって筋肉が柔軟に動くようになると、このポンプが力強く働き始めます。
これにより、心臓で温められた「暖かい動脈血」が指先やつま先といった末端までスムーズに届けられるようになり、全身の血液循環が根本から改善されるのです。
3.「冬のメンテナンス」がもたらす長期的なメリット
今、このタイミングで体を整えることには、単なる痛み取り以上の価値があります。
免疫力向上:血流が改善することで、ウイルスに負けない免疫機能が強化されます。

精神的な安定:姿勢が改善され、深い呼吸ができるようになると、副交感神経が働きやすくなり、心身共にリラックスした状態を保てます。

春に向けた準備:冬の間の不調を春まで持ち越してしまうと、暖かくなった瞬間にギックリ腰などのトラブルを起こしやすくなります。
早めにリセットしておくことが、年間の健康維持の鍵となります。

慢性痛を諦めないで!

「冬だから体が痛いのは仕方ない」と諦めてはいけません。
その痛みや重だるさは、体が発している「助けてほしい」というサインです。
本格的な寒波が到来し、体が完全に固まりきってしまう前に、ぜひ一度当院の施術をご体感ください。
新年という新しいスタートの今こそ、自分自身の体と向き合い、ケアを施す。
それはこれからの1年を健やかに、そして精力的に過ごすための「最も賢い投資」となるはずです。
皆様のご来院を、心よりお待ちしております。




