外反母趾をなんとかしたい!

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足の親指が、小指側に曲がってしまう外反母趾。

外見上の足の問題だけではなく、陰には大きな危険が潜んでいます。

外反母趾の原因って何?

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性の3人に1人が症状を持っていると言われている、外反母趾。
ハイヒールが原因の一つとも言われて、女性特有のものと思われがちですが、小さい子供や男性でも同じ悩みを持っている方もおられます。
この外反は、足の中足関節の靱帯が緩み、足底部の横方向のアーチが減少していることが大きな原因です。

これを引き起こしている大きな原因は、以下の4つです。

  • 足底部の筋力低下
  • 足指の意識低下
  • サイズ不一致の靴の着用
  • 足底内側への荷重

足底部、母趾(足の親指)は、長母指屈筋という筋肉により弾力を持った動きをするようになっています。
この筋肉が、足指の意識がない状態で日常生活を過ごすことにより、機能せず硬くなってしまうと、母趾の動きに、制限が出てしまいます。

現代人は、小さい時から靴を履く生活になっていて、足の指を使って立ったり、歩いたりする機会が減少しています。
また、サイズの大きめの靴を履くことにより、脱げないように足の指を上げたり、指を縮めて歩くために、足指を使って歩くことができなくなり、足底部の筋力が低下してしまいます。
さらに女性は、先の尖った靴を履くことにより、母趾を小指側に圧迫する力が働きます。

また、足底の内側への極端な荷重により、足の裏を正常に使うことが出来ずに変形してしまいます。
このような状態で日常生活をしていくことで、だんだん足の裏の形が変形していきます。

これらが悪い状況で複合され、外反母趾傾向が、連鎖的にどんどん悪くなっていく傾向にあります。

外反母趾がひどくなると!

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外反母趾は、その形状だけの問題ではありません。

母趾で体重を支えることができないため、そのほかの部分で体重を支えようとします。
これが足底部であれば、そこにタコができます。
また、それが母趾以外の指であれば、必要以上の負荷がかかるために曲がってしまい、力も入りにくくなり、足指で体重を支えることができなくなります。
そして、さらに足底部のタコを形成していくのです。
その形状だけではなく、本来と違う位置に曲がってしまっているため、足背の神経が内側へ寄せられて圧迫され、それが痛みとなります。

また、滑液包炎という関節部分の炎症も引き起こされるために、さらに痛みも増していきます。

外反母趾は、その形状、その痛みだけではなく、身体中に様々な不具合も発生させてしまいます。
足底のアーチがなく、足の指がうまく使えていないために、立っている時や歩いている時に全身のバランスが崩れてしまいます。
この崩れたバランスを、人間の身体は自動的に補正しようとします。
それが膝であれば、膝痛に、腰であれば、腰痛につながっていきます。

このようにして、崩れた身体全身のバランスを、長期間にわたって維持していった結果、肩こり、偏頭痛、猫背、O脚、側弯症、顎関節症、めまい、自律神経失調症などの不定愁訴と呼ばれるような症状が引き起こされてしまいます。

あなたの、いま身体に起こっている様々な辛さ。
その原因は、その部分が問題となっているのではなく、足底がおおもとの原因ではないですか!?

当院での対応は!

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外反母趾の方の多くは、しっかりと自分の足底で立つことができていません。
また、歩き方も、その立ち姿勢に伴い、不安定な状態で歩かされています。
それにより、足底のバランスがどんどん乱れていっています。

日野市にあるYT整体院では、まずは、立ち方から認識していただきます。
そして歩き方。

足の裏に、気になるタコはありませんか?
まっすぐに立つことができず、どちらかに曲がって立っていませんか?

症状によっては、3点バランスインソールも紹介させていただきます。
3点バランスインソールにより、それまで面で立ってきた状態から、点で立てるようになります。
点で立てると、本来あるべき身体の機能が使われ、足底のバランス、身体全体のバランスまで整ってきます。
それにより、足の形も、正常に戻っていきます。

足元から変わっていきますよ!
まずは、一度、ご相談下さい!