「足がつる」

「足がつる」原因と対策


「足がつる」という症状は、突然の激しい痛みを伴い、就寝時に起こると睡眠を大きく妨げる要因となってしまいます。
最も多く見られる部位はふくらはぎですが、それ以外にも、脛の前側、足裏、足指、太ももの前や後ろなど、他の部位でも発症することがあります。

一般的には、ミネラル不足や水分不足、冷えなどが原因とされますが、それらは根本的な原因ではなく、むしろ身体の歪みや筋肉のバランスの崩れによって引き起こされます。

「足がつる」根本的な原因

重篤な疾患が背景にある場合もありますが、整体が考える「足がつる」根本的な原因は以下の2つです。

1.骨格の歪みと筋肉のアンバランス

骨盤や背骨、股関節などの骨格に歪みが生じると、身体の重心が偏り、左右の足の負荷に差が生まれます。
これが長期化すると、特定の筋肉に過度な負担がかかり、常に緊張した状態が続いてしまいます。

特に、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)は、常に歩行や身体を支えるために多用される筋肉のため、歪みの影響を受けやすく、疲労が蓄積しやすくなります。
この疲労がピークに達すると、筋肉が異常に収縮してしまい、「つり」の症状が現れます。
就寝時においては、冷えなどが引き金となり、更に筋肉が収縮し、突然の「つり」の状態を引き起こすのです。

2.血行不良

骨格の歪みや筋肉の過緊張は、血管や神経を圧迫し、血行不良を招きます。
筋肉を正常に動かすためには、血液によって運ばれる酸素や栄養素が不可欠です。
しかし、血行が滞ると、これらの供給が不足し、疲労物質や老廃物が排泄されにくくなります。
このような状態では、筋肉の働きが低下し、つりやすい状態が生まれてしまいます。
 

整体から見た改善策

「足がつる」症状を根本から改善するためには、対症療法ではなく、姿勢を含めた身体の構造的な問題を改善していくことが必要です。

骨格の歪みを矯正する

骨盤や背骨、股関節などの歪みをチェックし、正しい位置に戻すための施術を行います。
これにより身体の重心が整い、特定の筋肉にかかっていた負担が軽減されます。
骨格が安定することで筋肉へのストレスが減少し、「つり」の予防につながります。
また、血行不良等で硬くなってしまった筋肉を緩めていくことで、血流を改善し、筋肉が正常の動きができるようにしていきます。
 

自律神経の調整

ストレスや不規則な生活は、自律神経の乱れを引き起こし、筋肉の緊張を高めてしまいます。
施術により緊張している筋肉を解放し、全身を緩めることで、自律神経の乱れも改善していきます。 

セルフケアのアドバイス

施術だけでなく、日常生活でのセルフケアも非常に重要です。
乱れた生活習慣のままでは、いったんよくなった自律神経も再び不安定になり、症状が再発しやすくなります。
当院では、個々の身体の状態や生活環境に合わせて、ストレッチ、正しい姿勢の意識、適切な運動、生活習慣の改善など、具体的なセルフケアをアドバイスしていきます。

最後に

足がつる症状は、単なる筋肉の痙攣ではなく、身体のバランスが崩れているサインです。
本来は収縮してはいけない筋肉が、勝手に収縮してしまっているという状態なのです。
全身の構造的な問題を見直し、根本から改善することで、再発を防ぎ、穏やかな日常生活を取り戻すことができるのです。

日野市にある腰痛専門のYT整体院では、「足のつり」を、
・血行不良の改善
・自律神経の調整
から対応していきます。

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