姿勢の悪さと腰痛について
日本人が抱える痛みの自覚症状の中で、一番多いとされている腰痛。
普段の日常生活の中で、突然起きる急性の腰痛。
長期に渡って腰が重く、痛みも感じるときがあるような慢性の腰痛。
あなたは、自分の姿勢の悪さに気づいていますか!?
その姿勢、腰痛の原因ですよ!
日常生活において、以下のようなことはありませんか?
- デスクワークで座りっぱなし
- 姿勢が悪いという認識がある
- 猫背傾向である
- 長時間運転をする
- 安定していない姿勢で重いものを持っている
成人の頭の重さは約5Kgほどもあります。
これがまっすぐに首の骨に乗っている時は問題ないのですが、傾いた姿勢により、頭が正規の位置にないと、上半身でこれを支えようとします。
この上半身を固定しているところが腰なのです。
上半身が前かがみになるようになると、立っている姿勢も崩れてきます。
首の前傾につられて、腰や膝にも負担をかけてしまいます。
身体は、全身でバランスをとっているのです。
理想的な、身体に負担のない立っている姿勢というのは、骨盤が前後左右方向に傾きがなく、背骨がS字カーブを描いているような姿勢です。
背骨は、26個の椎骨という骨でできています。
それらすべてが連動して、外部からの衝撃を逃がすためにSの字を描いているのです。
この姿勢では、横から見ると外耳口、肩峰、骨盤が一直線上に並ぶようになります。
背骨は、骨盤という腰の大きな骨の上に載っています。
長い時間座ってる、長い時間立っている、長い時間中腰になる等の無理な姿勢により、背骨を支えるために骨盤回りの筋肉に緊張が起こります。
それが繰り返されることにより、疲労感が増大し、最終的には血行不良を引き起こし、これが腰痛として感じられるようになってしまいます。
同じ理由で、加齢による腰回りの筋肉の衰えでも、腰痛が発症することもあります。
腹筋や横隔膜によって内臓を支え、背骨の負担を減らしていますが、腹筋の筋力が低下してしまうと、正しい姿勢が保てなくなって腰の背骨である腰椎に負担がかかり、腰痛になってしまいます。
これらのツラサは、長い時間をかけて蓄積され、慢性的な腰痛として認識されています。
このような状態で、普段あまり腰回りの筋肉を使っていない人が、何でもない動きをすることで、急激に腰に負担がかかって痛みが発症する場合もあります。
これは、それまで蓄積されてきた腰のツラサにきっかけを与えただけなのです。
クシャミをしただけ、前にかがんだだけ、下にあるものを拾っただけでも強い痛みが出てしまいます。
これが、急性の腰痛です。
人間の身体とビルディングの関係
高層ビルディングには、地震による振動に対してのいろいろな制御機能が存在しています。
これらには、制震機能、免震機能、耐震機能の3つがあります。
この建物を制御している機能が、人間の身体の中にも同じような仕組みとして存在しているのです。
制震機能は、建物の土台にゴムなどのダンパーを入れて震動を吸収するシステムです。
これは、人間では、衝撃を吸収する椎間板や軟骨、背骨周りの筋肉がこれに相当します。
免震機能は、建物と基礎の間に震動をずらす滑る機能を持つものを入れて、震動を建物に伝わらないようにする機能です。
人間では、歩行時などの地面からの衝撃を直接伝わらないようにしている脚がこの機能を持っています。
耐震機能は、建物の骨組みを強くすることで震動に耐えることができます。
人間の身体では、腰椎や骨盤周りの安定させているコアマッスルと呼ばれる筋肉などが同じような働きをしています。
建物では、これらの機能が十分に働かないと、ひどいときには倒壊してしまうようなことになってしまいます。
人間でも同じで、身体の制御機能が、うまく働いていないと、その一番の中心である腰に負担がかかってきてしまいます。
腰回りの機能が、全身のバランスを制御しているのです。
腰痛がある方はもちろん、それ以外の身体に不調を感じてる方!
腰周りの機能を、一度、見直してみませんか!?
腰痛回避のためには!
慢性・急性の腰痛の根本改善は、姿勢を整えていくことです。
そして、ある程度の筋肉トレーニングも必要になる場合があります。
日野市にある腰痛専門YT整体院では、あなたの今の悪い姿勢を改善します。
首は前傾していませんか?
背中の筋肉が張っている感じはありませんか?
それによる、首コリ感、頭痛はありませんか?
これらも、腰の筋肉の不調から起きているケースが多くあります。
あなたのその悪い姿勢は、普段の生活習慣から引き起こされたものです。
その悪い姿勢の原因となっている筋肉を施術することで、姿勢を変えていきます。
必要に応じて、それを維持していくための簡単にできる筋肉トレーニングもご紹介します。
長い間、姿勢の悪さに気づきながら、腰痛と生活しているあなた!
早めのご相談、お待ちしております!