足が原因の腰痛について！

長年の腰痛や、突然のぎっくり腰、これらの原因には、”足”が大きく関係しています！

身体全体の歪みの元となる、身体の土台である”足”を忘れていませんか？
以外にも、腰痛を含めた身体の痛み、辛さは、足底が原因である場合が多くあります。
腰痛だからといっても、腰ばかりが原因ではないのです。

我々人間は、自分の二本の足で身体にかかる重力を支え、そのバランスを効率的に保っています。
その足の裏には、歩いている時では体重の約3倍、走っている時なら体重の約5倍もの重力を部分的に受けてしまっています。

足の指が使えない

足の指を使わない立ち方、歩き方、走り方では、踵中心の体重移動になっています。
このため、この身体の崩れたバランスを、身体のいろいろな部分で自動的に補おうとします。
その崩れたバランスの悪さが、長い間積み重なり、徐々に身体全体が歪んでしまうのです。
その人の身体の歪み方と生活環境により、肩、首、腰、膝、足首等、その人のツラサの出ている所が違ってきます。

あなたの足の指には、十分な感覚はありますか？
あなたは足の指を、自由に動かすことができますか？

足底アーチがない

足の裏にある縦方向のアーチと横方向のアーチは、建物に例えると、地震による免震機能と同じです。
建物では、地面が揺れて振動が伝わってきますが、人体では、足を前後に動かすという歩く、走るといった行為により大きく振動が伝わります。
足裏のアーチにより、歩行時、走行時に発生する振動が吸収され、身体全体に伝わる影響を防いでくれます。
これがなくなると、この揺れを身体全体でカバーするために、姿勢が悪くなったり、骨盤や脊柱が歪むようになります。

この歪みが、身体のいろいろな部位、特に身体の中心にある腰の痛みに繋がってしまうのです。

歩行時、足底アーチがうまく使われていますか？
うまく使うような歩き方ができていますか？

足底が使えない

足底がうまく使えないと、身体全体でバランスをとるようになってしまいます。
これにより、敏捷性、柔軟性、持久力等が失われ、運動能力が低下します。
アスリートであれば、そのパフォーマンスが低下するようなことになりますが、一般の方でも、ちよっとしたことでぶつかったり、転んでしまったりしてしまいます。

足の裏を意識した生活ができていますか？
スリッパばかり履いてはいませんか？

足底の異常

足底の異常は、外反母趾、内反小趾や浮指という形で表れていることが多く、これらが様々な身体の不調を引きこしています。
このような足底の不具合による全身へのダメージは、日常の立ったり歩いたりする生活の中で、少しずつ積み重ねられていきます。
これが積もり積もって、最終的にはぎっくり腰のような症状を、突然引き起こしてしまうのです。