脚がつる!

- update更新日 : 2023年12月03日
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脚のつり。
運動中につってしまったり、寝ている時にもつってしまうこともあります。
痛みのため、どうしていいのかわからなくなってしまいます。

なぜ、脚はつってしまうのでしょうか?
そして、どのようにすれば予防できるのでしょうか?

脚がつる原因


こむら返りとも呼ばれる脚のつりは、急激に筋肉が収縮し痛みを感じる症状をいいます。
医学的には、有痛性筋けいれんと呼ばれます。

筋肉内にある、筋肉が縮みすぎを検知する腱紡錘の誤動作により症状が発生します。
正常な状態では、筋肉が縮みすぎると、反射の機能として筋肉を伸ばすような動きをするのですが、腱紡錘がその動作が出来ないと、脚がつってしまうのです。

つる部分は、ふくらはぎや太ももの裏の発生が主ですが、足の裏やすねもつってしまうこともあります。

突然の痛みを伴う脚がつる症状は、なぜ起きてしまうのでしょうか。

脚がつる主な原因は、

  1. 筋肉疲労
  2. 冷え
  3. 血行不良
  4. 水分不足
  5. ミネラル不足
  6. 病気

等があります。
これらが複合して症状が出ている場合もあります。
これらはどのようにすれば予防できるのでしょうか。

脚のつりの予防対策

1.筋肉疲労


過度な運動や、急激に筋肉を動かすようなことをすると、筋肉の柔軟性や反応性がそれらに追い付かずに脚がつってしまいます。

高齢になるにつれ、筋肉量が減少していくため、それまでと同じような運動をしていても、脚がつりやすくなっていきます。

これらを予防するには、

  • 運動前後の十分なストレッチ
  • 日常の運動習慣
  • 運動中の適度な休憩

が必要です。

2.冷え


体温が下がると筋肉が収縮し、血液を含む体液の循環が悪くなります。
このような状態では、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、正常な動きができないために脚がつってしまいます。

特に冬場、寝ている時に、布団から脚が出ていたりすると、このような症状が引き起こされます。

この予防には、

  • 寝る前の入浴
  • レッグウォーマーの使用
  • 暖房器具の使用

等があります。

3.血行不良


血行不良は、冷えや病気がそもそもの原因です。

脚が冷たくなっている感じはありますか?
健康診断で、血行不良に関係するものを指摘されてはいませんか。

まずは、これらの確認が必要です。

4.水分不足


身体の中の水分は、筋肉が正常な動作(収縮や弛緩)するのに不可欠です。

身体の中の水分は、大量の発汗、塩分の取りすぎや薬剤(利尿剤等)による脱水状態により不足してしまいます。
熱中症になっても、足がつる、という症状は出現します。

また、高齢になると、睡眠の終わりごろ(明け方)に身体が脱水気味になることで脚がつることがあります。

これらの対策としては、

  • 普段からの十分な水分補給(高齢者は寝る前にも)
  • 塩分の摂取を控える
  • 薬剤の適正な使用

があります。
カフェインを含んだ利尿作用のある飲み物の多量飲用にも注意する必要があります。

5.ミネラル不足


ナトリウム、カリウム、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、筋肉が正常に動作する上で欠かせないものです。
これらが何かの原因で不足してしまうと、筋肉が正常に動作することが出来なくなり、脚がつってしまいます。
これらの回避には、

  • ミネラルを含んだ水分の補給
  • バランスのいい食生活

等があります。
スポーツで汗を大量にかいた後に脚がつるのは、ナトリウム不足が原因です。
大量に汗をかいた後には、十分なミネラルを含んだ水分の補給が必要です。

6.病気


神経や血管に影響する様々な病気により、筋肉が正常に動作をすることが出来ず脚がつることがあります。
これらの病気には、脚がつってしまう症状の他にも、別の症状が出ている場合が多くあります。
これまで説明した内容に当てはまらない場合には、早急に病院での検査が必要です。

脚がつる病気には、

  • 糖尿病
  • 腎臓病
  • 肝臓病
  • 脳梗塞
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 下肢静脈瘤
  • 甲状腺機能低下症

等があります。
これらの対策は、専門医への相談が必要となります。
気になることがあれば、まずは病院へ。

脚がつった時の対処法


脚のつりは、筋肉が異常収縮している状況です。
この時には、あわてず、ゆっくり縮んでいる筋肉を伸ばしてください。
ゆっくり行うことが大切です。

整体の必要性


脚がつって、痛みもひどい!
すぐに何とかしてほしい!

日野市にあるYT整体院では、全身の血行不良の改善も行っております。
下半身の血行不良も改善されるので、脚のつりにも効果があります。
長い間機能していなかった筋肉の硬さからくる血行不良に大きな変化が出ます。

また、これにより、むくみ感も改善されるので、下半身も軽くなり、足首、ひざや股関節の痛みまでも影響することも多くあります。
動脈血流の改善により、足先の冷感までも変わってしまいます。


脚がつる、むくみ感がある、足先が冷える。

まずは一度ご相談ください。
ご連絡、お待ちしております。