食事による睡眠トラブルについて

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日本人の1500万人が悩んでいると言われる睡眠に関するトラブル。
寝つきが悪い、眠ることはできるが熟睡できない、朝スッキリ起きられない等の症状が多くの方に見られます。

これらの原因は、一概に、疲れや睡眠時間の短さではなく、ましてや体質や人間性ではない場合があります。
どのような原因が考えられるのでしょうか?

睡眠を妨げる原因とは?

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夜遅い時間帯に食事はしていませんか?
寝る前に、ご飯を食べたり、糖質を取りすぎたり、アルコールを摂取していませんか?
原因は、血糖値の乱高下です。

通常、早い時間に食事を済ませると、食後に上昇した血糖値は,身体が動かされることにより、睡眠前には通常レベルまで下がっています。
遅い時間帯に食事等をすると、血糖値が睡眠に入ってから上昇していきますが、睡眠中の身体は、糖を消費することができないため、血糖値は起きている時よりも急激に上昇します。

そのために、我々の身体はこの上がりすぎた血糖値を下げようとして、多量のインスリンを分泌するようになります。
上がりすぎた血糖値を、急激に下げようとするため、今度は逆に下がりすぎてしまいます。
すると、この下がりすぎた血糖値を上げるために、アドレナリンが放出されます。
そして、また血糖値が上がりすぎる、ということが一晩中繰り返されます。

アドレナリンが放出されている状態では、全力疾走している時のように、身体は交感神経優位になっています。
睡眠時に交感神経が優位となることにより、熟睡ができす、疲労が蓄積されているのです。

寝ている時、

  • 歯ぎしりをしている、歯を食いしばっている
  • 多量の寝汗をかいている
  • 怖い夢をよく見る

ようなことはありませんか?

アドレナリンが筋肉を緊張させているような、このような症状があれば、血糖値のコントロールがうまくいっていません。
また、悪いことに、睡眠時に常にインスリンが分泌されていると、ついには分泌されにくくなり、Ⅱ型の糖尿病になってしまう恐れもあります。
これは、睡眠時のみに限定されるものではありません。

目覚めている時でも、食後2時間程度してからよく眠くなるような症状がある方は要注意です。

起きている時でも、デスクワーク等の身体を動かさずにじっとしている状態は、睡眠時と同じように糖を消費しない状態です。

睡眠時でなくても、血糖値の乱高下が同様の理由から起きている可能性があります。

対策はあるの?

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この血糖値の乱高下を防ぐ方法は、早めの夕食と、その夕食前の酢酸の摂取です。
酢酸には、いろいろな働きがありますが、糖の吸収を緩やかにして、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
胃の働きを弱めて、消化を遅らせているのです。
通常の調理酢をそのまま飲むと身体に負担がかかるので、リンゴ酢を薄めてコップ1杯飲むことをお勧めします。

けれど、第一に必要なことは、正しい食生活です。
きっちりとした食生活をしているにもかかわらず、睡眠障害を感じている方は、他に問題があるかもしれません。

他に原因は?

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朝、起床時、身体のあちこちが痛みませんか?
寝返りは、出来ている感じですか?

日野市にある腰痛専門YT整体院では、身体の動きが引き起こす睡眠障害もチェックしていきます。

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