熟睡できていますか、呼吸できていますか?

熟睡出来ない状況は普通ではありません!

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睡眠には、本来、疲れを取って、脳や身体の機能を回復させる、という働きがあります。
しかしながら、睡眠の時間が十分にとれていても、起床時には、身体の痛みや疲労感を感じてしまう事があります。

その原因は、睡眠の質です。
睡眠の質が悪いのです。
寝つきはいいですか?睡眠途中で起きてしまうようなことはありませんか?
起床時に疲労感はありませんか?

あなたは、熟睡、できていますか?

睡眠の質

寝付けない、途中で起きてしまう等は自律神経の乱れが原因です。
これは呼吸を改善することで対応可能です。

睡眠の質は、起床時の気分の良さでチェックできます。
起床時に疲労感がなく、気持ちよく起きられましたか?
これを左右するものは、睡眠時の呼吸と姿勢です。

睡眠時の呼吸


呼吸と睡眠の質は非常に密接に関連しています。
睡眠の質は、深いリラックス状態での身体と心の回復過程に依存していますが、このプロセスは適切な呼吸パターンによって大きく影響されます。

  1. 睡眠時無呼吸症候群: 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が一時的に停止する病態で、これにより睡眠の質が大幅に低下します。
    睡眠中に十分な酸素が供給されないと、頻繁に目が覚めることになり、深い睡眠段階への移行が妨げられます。

  2. ストレスとリラクゼーション: 深くゆっくりとした呼吸は、副交感神経系を活性化させ、睡眠の質を向上させます。
    反対に、浅い呼吸や速い呼吸は、交感神経を刺激して寝つきを悪くし、睡眠の質を低下させる可能性があります。

  3. 睡眠のサイクル: REM睡眠とノンREM睡眠のサイクルは、呼吸パターンの変化と密接に関連しています。
    REM睡眠中には呼吸が不規則になりがちですが、ノンREM睡眠ではより一貫して深い呼吸が見られます。これらのサイクルは睡眠の質に大きく影響します。

適切な呼吸技術を習得し、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害を治療することにより、睡眠の質を向上させることが可能です。

呼吸には、意識呼吸と無意識呼吸の2種類が存在します。
睡眠前や睡眠時には、意識しての呼吸は不可能です。

意識、無意識の呼吸を、どのように管理していくことが出来るのでしょうか。

無意識呼吸

  • 自動的なプロセス: 無意識呼吸は自律神経系によって制御されるため、私たちは日常生活で呼吸について考える必要はありません。
    これは、睡眠中はもちろん、仕事中や通常の日常生活において注意が他のことに向けられているときも続きます。

  • 不規則なパターン: ストレスや緊張の状態では、無意識の呼吸は浅くて速くなることがあります。
    リラックスしているときや深い睡眠中には、深くて規則的なものになります。

意識呼吸

  • 意識的な制御: 呼吸の深さ、速さ、リズムを意識的に制御して呼吸を行います。瞑想、ヨガ、呼吸法の練習などで行われます。

  • リラクゼーション効果: リラクゼーション効果を得るため、 意識的に呼吸を深めます。副交感神経系を活性化させ、ストレスや不安の軽減につながります。

意識呼吸と無意識呼吸の使い分け

  • 日常生活: 私たちはほとんどの時間、無意識の呼吸を行っています。しかしながら、ストレスを感じたときやリラクゼーション目的で、意識的な呼吸をすることで心身の状態を改善できます。
  • 健康の向上: 意識的な呼吸法を定期的に実践することで、ストレスレベルの管理、睡眠の質の向上、集中力の向上など、健康な身体づくりを行っていくことができます。

意識的な呼吸により、無意識の呼吸パターンを変え、自律神経を整えることにより、健康的な生活が送れることが出来るようになります。

自律神経の乱れによる睡眠障害についてはここをクリック

睡眠時の姿勢

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睡眠時の姿勢には、使用している寝具が大きく影響します。

長い間、良くない寝具を使用していると、筋肉や背骨に不要な負担がかかり、身体が歪んで、睡眠の質が低下していきます。特に、枕とマットレスがその大きな原因となっています。

枕の選び方

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枕の基本的な高さは、壁を背にして立っているときの、壁と後頭部の隙間です。
この隙間を、寝ている時に枕で埋めることが原則です。

合わない枕は、頭痛・肩こり・腰痛の原因となります。

身体に合った枕を使用すると、背骨のS字カーブをきれいに保つことができ、マットレスにかかる身体の荷重を均等に分散することが出来ます。
これが出来ていないと、肩や腰に身体の荷重が集中して、起床時の痛みへとつながってしまいます。

肩も枕に接触させることにより、肩も含めた3点で頭を支え、首に過度の負担をかけることを回避できます。

マットレスの選び方

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やや硬めで、体圧が分散されるようなマットレスがベストです。

柔らかすぎるマットレスは、肩とお尻が沈み、腰に負荷がかかります。
そして、身体が沈み込んでしまうために、寝返りを打つことが出来なくなります。
これは、腰痛の原因となります。

硬すぎるマットレスでは、お尻が適切に沈まないため、背骨が水平になって腰に負担がかかります。
これも、腰痛の原因となってしまいます。
マットレスに接する部分が身体の一部に集中するため、そこが圧迫され、血流が低下し、痛みも発生します。

身体が沈み込まず、背骨のS字カーブがきれいに保てるマットレスがベストです。
マットレスから、身体が受ける圧力がバランス良く分散されています。
寝返りも打ちやすく、血流が滞ることもありません。

マットレスの使い方


どんなにいいマットレスでも、長年使用するとその性能は低下してきます。

一流ホテルでは、マットレスはシーズンごとに、その位置を循環させています。
季節ごとに、
・180度回転
・裏返し
・180度回転
・裏返し
の作業を繰り返すことにより、その都度、マットレスの表面の状況を変えていきます。
これにより、長期間にわたって、マットレスを最良の状態で使用することが出来ます。

家庭でも、長年同じ面を使用していると、変形してしまいます。
その機能の低下したマットレスは、身体のツラサを引き起こしてしまいます。

寝返りの働き

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寝返りが出来ていますか?

寝ている間に、ずっと同じ姿勢を保っていると、自分の身体の重さとマットレスの間で、身体の一部に継続的な圧力がかかり続けてしまいます。
自然な状態で、この圧力を変えていくために寝返りをしているのです。

マットレスが硬すぎると、身体がマットレスに接している部分に痛みを感じ、その圧迫感から解放されるために寝返りをしてしまう場合もあります。
これでは、常に身体のどこかに痛みを感じているので、睡眠も浅くなり、身体に常にかかる負担で慢性痛も引き起こしてしまいます。

柔らかすぎるマットレスは、身体が沈み込み過ぎてしまうために、寝返りが打てません。
この身体の沈み込みが繰り返されることにより、起床時に腰痛感を感じてしまいます。

自分に体型に合った枕で、適度な硬さのマットレスを使用して、適度の寝返りすることにより身体の疲れを取っていく睡眠。
これが、適切な睡眠と言えます。

それも熟睡できない!

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呼吸も、寝具も検討した!
それなのに、熟睡出来ていない。
朝、起きると、眠った感じがしない。腰中心に、疲労感が抜けない!

毎日の仕事や日常生活において、使われる筋肉が限定され、悪い姿勢が出来上がっています。
姿勢を作っている筋肉と同様に、呼吸を左右している筋肉も硬くなってしまっています。
これらの硬くなってしまった筋肉が交感神経を刺激して眠りを妨げています。

日野市にある腰痛専門YT整体院では、あなたの睡眠を、姿勢と呼吸から変えていきます。

まずは、長い間の悪い姿勢を作っている固まった筋肉を開放していきます。
次に、同様に固まった呼吸筋をゆるめていきます。
これにより、姿勢の変化(楽に立てる)と呼吸の変化(楽に呼吸が出来る)を感じることが出来ます。

翌朝の起床時の変化を感じてください!
一度で変化を感じていただけます!

どこに行ってもツラサが改善されなかったあなた!
一度、ご相談ください!